(シャトー・ジャスタ 2006)

Information (情報)
Winemaker (作り手) : Chateau Justa (シャトー・ジャスタ)
Nation, Area (国、地域) : France Bordeaux (フランス ボルドー)
Kind of Grape (葡萄品種) : Cabernet Sauvignon, Merlot, Petit Verdot (カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド)
w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 6.4 (C)
General Retail Price (標準的な販売価格) : 1,500 yen ~ 2,000 yen
Purchased Price (購入価格) : 1,890 yen
Purchased Shop (購入店) : Supermarket (食料品量販店)
Purchased Date (購入日) : 2013/1/19
Drinked Month (飲んだ月) : 2013/1
Comments (コメント)
マス・ミシェル氏により2001年に設立されたボルドーでは若いワイナリー、シャトー・ジャスタは、22ヘクタールと言うボルドーでは比較的小規模なヴィンヤードでワイン造りに励む造り手です。
日本では殆ど知られていないシャトーになりますが、手軽なボルドーを求めてスーパーマーケットを訪れた時にその安い価格が目に留まり、購入してみることにしました。
液面は深く暗めのやや紫が強めなルビー色。
かなりダークな色調になっていて、カベルネ・ソーヴィニヨン主体らしいタニックな雰囲気がこの色調から想像できます。
アロマはクローブやブラックペッパーを思わせるスパイシーなニュアンスが漂う中、よく熟したプラムやブルーベリーを想起させる黒果実の芳醇な芳香が鼻腔を擽ります。
良くも悪くも典型的なボルドー左岸らしい香りと言いますか、強くもなくそれで居て弱くもなくちょうど良いアロマの強さです。
アタックはややタニックで、アルコール分の苦みも伴い結構ヘヴィな飲み口ですが、意外と引きも早く余韻はサッパリとしています。
アロマで感じた果実味がやや控えめで酸も少なめのため、味としては渋味に傾いていますが、割合と硬くなく骨格はカベルネ・ソーヴィニヨン主体にしてはしなやかな方だと思います。
なので、飲み始めは重っ!と思うかもしれませんが、それらの重く感じられる要素は意外と早く収斂していくので、意外と飲み易いと感じました。
こんな風な一風変わったボルドーのため、シチューや肉料理など割合と様々な料理に合いそうな感はあります。
何よりこの価格なので、ボルドーということを考えると、それなりにお買い得な方なのではないかと思います。