No.14 Clos Fourtet 1er Grand Cru Classe B Saint-Emilion 1986

(クロ・フルテ プルミエ・グラン・クリュ クラッセB サンテ・ミリオン 1986)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Chateau Clos Fourtet (シャトー・クロ・フルテ)

Nation, Area (国、地域) : France Bordeaux (フランス ボルドー)

Kind of Grape (葡萄品種) : Merlot 85%,Cabernet Sauvignon 10%,Cabernet Franc 5% (メルロー85%、カベルネ・ソーヴィ二ヨン10%、カベルネフラン5%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 6.8 (C)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 20,000 yen ~ 30,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 7,560 yen

Purchased Shop (購入店) : Wine Shop (ワインショップ フィッチ)

Purchased Date (購入日) : 2013/3/9

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/3

 

Comments (コメント)

その歴史を辿るならば中世の時代まで遡らなければならないと言われる、名門シャトー、クロ・フルテ。
その卓越した名声も、第二次世界大戦後は見る影もなく落ちてしまった頃がありました。
ですが1949年にボルドーで多くの名門シャトーを経営するリュルトン家がシャトーを購入し、かつての名声を取り戻すために尽力すること数十年、その間に葡萄の植替えや醸造の改革も実施し、ようやくプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBの称号に値するシャトーとして返り咲くことができたそうです。
こちらの1986年は、ボルドー右岸としては秀逸な出来として知られるヴィンテージ。
購入後、2週間程セラーで休めてから開栓しました。

液面は、朱色のような美しい赤とでも言うべきでしょうか。
想定していたよりも明るく鮮やかで華やかなガーネットの色調です。
右岸とは言え、ボルドーでこれだけ明るいのは割合と珍しいと思います。

アロマは穏やかな甘い芳香が特徴的で、メープルやプラムなどの濃厚な黒い果実を思わせる甘い芳香の中に、チョコレートを思わせるローストした樽香が感じられます。
その中にも僅かにスパイシーなニュアンスが漂い、複雑な要素が感じられますが、全体を通して見ると落ち着いた香りと言えます。
熟成のし過ぎで香りが落ちてきてしまっているのかもしれません。

アタックは、絹のように柔らかいタンニンが織り成す舌触りの柔らかさと、僅かに残る酸味が熟成期間の長さを感じさせます。
香りで感じた雰囲気と同様に、既に味のピークを過ぎているのかやや抜けてしまった感が有り、凝縮感に欠ける印象を受けます。
細波が立たない程静かな砂浜のようと言いますか(有り得ないシチュエーションですが)、止まったような雰囲気のワインでした。

市場価格で見ると格安で購入できたので諦めはつきますが、勿体ない投資だったかな~とも感じます。(笑)
ピークがいつ頃だったのか想像するのは少し難しいですが、恐らく10年前前後が飲み頃だったのではないかと・・・
しかし、ベストな状態のクロ・フルテを飲んでみたくなったので、またその近いうちに購入してみようと思います。

  

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