No.24 Chateau Mercian Jyonohira Block 3 2002

(シャトー・メルシャン 城の平ブロック 3 2002)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Mercian Corporation (メルシャン株式会社)

Nation, Area (国、地域) : Japan Yamanashi (日本 山梨県)

Kind of Grape (葡萄品種) : Cabernet Sauvignon, Merlot (カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 7.2 (B)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 4,000 yen ~ 5,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 4,500 yen

Purchased Shop (購入店) : Chateau Mercian (シャトー・メルシャン)

Purchased Date (購入日) : 2013/3/30

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/4

 

Comments (コメント)

日本のワイナリーでは知名度は1、2を争うシャトー・メルシャン。
その歴史はとても長く、設立は1934年にまで遡ります。
更にその源流を辿ると1877年の大日本山梨葡萄酒会社にもなると言いますから驚きです。
また、フラッグシップシリーズであるシャトー・メルシャンも、1970年に世に出てから数十年にわたる地道な改良と品種の拡充を重ね、今ではカベルネ・ソーヴィニョンからメルロー、カベルネ・フランに至るまで幾つもの銘柄を揃えています。
こちらはその中の1本、山梨県の勝沼町にある自社畑内の城の平という区画で育てられたメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンを使用したワインです。
シャトー・メルシャンシリーズはこちらが長野カベルネ・フランに続き2本目になります。
購入後、セラーに1週間程寝かせてから開栓してみました。

長期熟成が少なく早飲みが日本ワインでは珍しく、10年以上熟成させてから世に出てきたワインです。
このため、液面のエッジは橙色に染まりつつあり、熟成が進んでいることが視覚で観察できます。
液体自体の色は透明感の高い美しいルビー色。
メルローの特徴が強く出ているのか比較的明るめの色調ですが、赤紫色でも紫が比較的強めな点はカベルネ・ソーヴィニヨンらしい色合いなっています。

グラスに鼻を近付けると爽やかなアルコールが鼻を抜け、同時に果実のアロマも漂います。
その甘い芳香に混じり、胡椒のようなスパイシーなニュアンスも感じます。
酸の要素も感じられ、やや苔や濡れた土や枯れ葉を思わせるミネラル感も交会し、複雑な印象を受けました。
これは飲む前から楽しみにしてくれる久々のワインかもしれません。

アタックは一言で言うと爽やかです。
メルローよりもカベルネ・ソーヴィニヨンの要素が色濃く出ていますね。
比較的主張が強めのタンニンが重厚で堅牢な骨格を造り出し、それを爽やかな甘味と控えめで優しい酸が覆うイメージです。
なので、飲み始めは飲み易く比較的軽めかなと感じますが、口の中で段々と重さが現れてきてタニックさが増し、余韻は僅かな甘味と比較的強い渋味とアルコールの苦みが所謂大人の味を演出します。
余韻は20~30秒位でしょうか、そこそこ長い方だと思います。

正直なところ、好みが分かれるワインかなと感じました。
飲んでいるうちに味の印象が変わっていくので、少し難しめかもしれません。
軽めが好きな人にはあまり向かないですし(最後には重くなるので)、重めが好きな人には口に含んだ直後の飲み口が軽めに感じるため物足りないかも・・・
ワインは何よりも複雑な香りが好きで、味は軽めでも重めでもどちらでも好きだよ(良いよ)という人が1番お薦めのターゲット層かなと思います。
あくまで個人的な意見ですが。

  

Sponsor Link
Check the latest information !