No.32 Clos Fourtet 1er Grand Cru Classe B Saint-Emilion 2003

(クロ・フルテ プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB サンテ・ミリオン 2003)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Chateau Clos Fourtet (シャトー・クロ・フルテ)

Nation, Area (国、地域) : France Bordeaux (フランス ボルドー)

Kind of Grape (葡萄品種) : Merlot 85%,Cabernet Sauvignon 10%,Cabernet Franc 5% (メルロー85%、カベルネ・ソーヴィ二ヨン10%、カベルネフラン5%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 8.5 (A+)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 10,000 yen ~ 15,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 15,750 yen

Purchased Shop (購入店) : Wine Shop (確かなモノ探しと銘酒トレイル)

Purchased Date (購入日) : 2013/4/26

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/4

 

Comments (コメント)

その歴史を辿るならば中世の時代まで遡らなければならないと言われる、名門シャトー、クロ・フルテ。
その卓越した名声も、第二次世界大戦後は見る影もなく落ちてしまった頃がありました。
ですが1949年にボルドーで多くの名門シャトーを経営するリュルトン家がシャトーを購入し、かつての名声を取り戻すために尽力すること数十年、その間に葡萄の植替えや醸造の改革も実施し、ようやくプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBの称号に値するシャトーとして返り咲くことができたそうです。
そしてこの復活したシャトー・クロ・フルテを印象付ける年として知られているのが、こちらの2003年ヴィンテージです。

液面は濁りのある暗めのルビー色ですが、ややガーネット系も混ざるイメージ。
この辺りはメルロー主体なのでよく分かります。
色名で言うならば、赤茶色寄りの赤紫色と言ったところでしょうか。
エッジは未だ朱色に近いですが徐々に熟成感も出始めた頃と言った雰囲気。
そろそろ飲み始めても良い頃でしょう。

ローズを思わせる優しく芳醇なアロマには、フレンチオーク樽のブーケが仄かに漂い、そこに燻製チーズのようなまろやかなニュアンスも感じられます。
雑味を感じさせない、とても華やかで気品のある香りです。

アタックは、若々しさからくる硬さがやや残るものの濃厚で、熟したメルローのリッチな甘味と、カベルネ・ソーヴィニヨンの力強いタンニンから来る渋みが、バランス良く交わっています。
喉を抜けるアルコールが心地良く、香り同様に余韻にも雑味がありません。
穏やかな波が引いていくように静かに旨味が少しずつ引いていきます。
非常に優れた余韻の質感だと思います。
落ち着きと荘厳さを兼ね備えているとでも例えられましょうか。
傑出したワインです。

ただ、10年と言う熟成期間では飲むには未だ早いような気もしました。
飲み始めても良い頃だとは思いますが、このワインが1番美味しくなるのは5~7,8年後辺りなのかなと。
それだけのポテンシャルを感じさせてくれるこのワインがまた素晴らしいのですが、願わくば5年後にもう一度このワインを買いたいと思いました。(笑)

  

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