No.37 Takahata Barrique Merlot 2010

(高畠バリック メルロー 2010)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Takahata Wine (高畠ワイン株式会社)

Nation, Area (国、地域) : Japan Yamagata (日本 山形県)

Kind of Grape (葡萄品種) : Merlot, Cabernet Sauvignon, Petit Verdot (メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 7.4 (B)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 2,500 yen ~ 3,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 2,500 yen

Purchased Shop (購入店) : Takahata Winery (高畠ワイナリー)

Purchased Date (購入日) : 2013/5/19

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/5

 

Comments (コメント)

高畠ワインと言えば、この高畠バリックシリーズがまず思い浮かぶ方も多いことでしょう。
このバリックという言葉は225ℓの樫樽を意味し、その一部にフラッグシップシリーズと同じロットのワインも使用している贅沢な品質ながら、手頃な価格で手に入れられるため人気の高いシリーズです。
ちなみにこちらはラベルはメルローですが、メルロー主体の中にカベルネ・ソーヴィニヨンとプティ・ヴェルドもブレンドしており、ボルドー左岸をベースにメルローの比率を高めたようなブレンドになっています。
このようなブレンド比率になったのは、砂礫質の土壌に合うカベルネ・ソーヴィニヨンとは異なり、メルローは強靭な品種で育成できる環境の幅が広いことから、高温多湿な日本でもヨーロッパ品種の中では育て易く、そのためメルローの方が葡萄の品質が高いものを育て易いためなのではないかと、個人的には推測しています。

液面は深くやや暗めのルビー色と言ったところで、丁寧に濾過を行っているのでしょうか、透明度は高いです。
個性が強いカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴が強く出ている雰囲気ですね。
エッジは若干紫掛かった朱色で華やかさを感じ、美しい赤紫色の宝石がグラスの中で輝きます。

柔らかで香り高い熟したプラムなどの黒い果実と薔薇を思わせる気品のある甘い香りの中に、コーヒーを思わせるスモーキーなニュアンスが僅かに入り混じるアロマには、オーク樽のまろやかでとても甘美なブーケも漂い、全体的に上品でスウィートな印象です。
スパイシーな要素は殆ど感じられず、初夏の葡萄畑の穏やかな情景を思わせる芳香を感じます。

果実の旨味がストレートに響くアタックですが、控えめな酸と優しいタンニンがそこに寄り添うように確かに存在し、甘さに傾き過ぎないように上手くバランスを取っています。
余韻はあまり長くないので後を引く旨さという印象は薄いですが、フレッシュで飲み易いワインなので、これからワインを飲み始める人やタニックなワインが苦手な人にもお薦めできるでしょう。

価格面に関しては味とのバランスを考えると適正だと思いますし、万人受けする味だと思いますので、高畠ワインを飲んだことがない人は、まずこのバリックシリーズを飲んでみてはいかがでしょうか。

  

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