No.39 Tetta Merlot 2008

(哲多 メルロー 2008)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Katsunuma Jouzo (勝沼醸造株式会社)

Nation, Area (国、地域) : Japan Yamanashi (日本 山梨県)

Kind of Grape (葡萄品種) : Merlot 100% (メルロー100%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 7.1 (B)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 5,000 yen ~ 6,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 5,250 yen

Purchased Shop (購入店) : Katsunuma Jouzo (勝沼醸造)

Purchased Date (購入日) : 2013/5/29

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/6

 

Comments (コメント)

母屋が築140年の日本家屋という勝沼醸造は、甲州の地に1937年に設立された歴史あるワイナリーです。
甲州に特化し、甲州で世界へをスローガンに、良いワインは良い葡萄からという信念の元、祝、大和、金山と呼ばれる個性豊かな畑で今日もワインを造り続けています。
この哲多メルローは、岡山県北西部の新見市哲多町に在る、フランスのワイン醸造地に似た日本では稀な石灰岩土質の土地で育ったメルローを使用し、醸造されているワインです。

液面はルビーと言うよりも赤紫に近く、カベルネ・ソーヴィニヨンのような濃く深い色合いです。
国産メルローでここまで色が深いワインも珍しいですね。
この辺りはテロワールの恩恵を受けている葡萄が造り出す世界観なのでしょう。
興味深いです。

アロマは、一見メルローらしく芳醇で気品があるフルーティさを感じますが、意外と野性的な一面も併せ持っていて中々に興味深い香りです。
この原っぱの草や藪の笹を思わせるワイルドでやや青を感じるニュアンスは、甲州ワインの他のメルローでも似た要素を感じたような気がします。
ややこちらの方が青いのですが、シャトー・メルシャンの城の平ブロック3で感じたミネラル分をもう少し生きた植物寄りにした雰囲気です。
やや弱めですが、樽のブーケも感じます。

アタックは酸が前面に出るも、メルローにしては豊富なタンニンが心地良い渋みも感じさせてくれます。
やや凝縮感にはやや欠けますがその分拡散性はあり、酸が一気に口の中に広がった後に甘味が穏やかに口の中を回ります。
上述したタニックさは余韻までしっかりと残り、後を引く旨味を演出します。
しっかりと重さがあり骨格も堅牢で、気品がありながらも力強いワインです。
王族と言うよりは孤高の騎士と言ったところでしょうか、ボルドーが好きな方にも受け入れられ易いのではないかと思います。
味と価格のバランスを考えると、ちょっと高いかなとは思いますが。

なお、限定1,040本とのこと。
恐らく毎年本数は或る程度限定されるでしょうから、お買い求めはお早めに。

  

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