No.50 Cauvard Beaune 1er Cru Les Cent Vignes 2002

(コヴァール ボーヌ・プルミエ・クリュ レ・サン・ヴィーニュ 2002)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Domaine Cauvard (ドメーヌ・コヴァール)

Nation, Area (国、地域) : France Bourgogne (フランス ブルゴーニュ)

Kind of Grape (葡萄品種) : Pinot Noir 100% (ピノ・ノワール100%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 8.7 (A+)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 8,000 yen ~ 9,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 8,400 yen

Purchased Shop (購入店) : Supermarket (食料品量販店)

Purchased Date (購入日) : 2013/9/2

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/9

 

Comments (コメント)

コヴァールは日本では殆ど知られていないドメーヌであるため、日本で見付けたならば掘出し物と言うところでしょう。
自分もコヴァールのワインを探していたという訳ではなく、手頃なデイリーワインをスーパーマーケットで探していたところ、何となく目に付いた銘柄です。
で、価格は高かったのですが、何となくこれは美味しそうだなと思って手にしてみたという珍しい買い方をした1本です。(この価格のワインを店先で直感的に買ってみるという買い方は今迄に殆どなかったと思います)

透明感を有した枯れたバーガンディ色の液面は、ヴィンテージから11年という熟成感を感じさせます。
そもそもブルゴーニュでもボーヌのワインは飲んだ経験は少ないため、どのクリマがどの程度熟成した頃が飲み頃なのかということは全くと言って良い程分からないのですが、このワインはオレンジ掛かったエッジの印象からも、熟成が進んでいて飲み頃だろうなと判断できます。

ワイルドベリーを思わせる野性的で酸を伴う赤い果実のアロマに、苔や濡れた岩石などのミネラルを感じるニュアンスが混ざった香りは、ピノ・ノワールでもややガメイ寄りの雰囲気を感じますが、これは地質の違いからくるものなのでしょう。
ボジョレーと言えばガメイ種と相性が良い花崗岩の地質で知られていますが、調べてみるとこのボーヌも花崗岩を主とした地質の場所が多いとか。
成程と思いました。

アタックは苦みとともにやや強めの酸が主体で、やや控えめなタンニンが慎ましやかに舌の上を伝い心地良い渋味を齎します。
喉を通り過ぎる頃には口の中にほろ苦い余韻が残り、これが30秒位でしょうか、暫く続きます。
甘みは控えめで且つ上品でしっとりとした落ち着きが有り、成熟した大人のようなワインです。

数時間程開くと硬さが取れ、甘味・渋味・苦味のバランスがとても良くなり、やや強めだった酸も抑えられ、理想的な状態になりました。
このヴィンテージのボンヌ・マールも長期熟成が可能なヴィンテージでしたが、こちらのレ・サン・ヴィーニュもミネラル感が豊富ですし、長期熟成に向いていると思います。

これは傑出した素晴らしいワインに出逢いました。
また、日本語訳すると「100本の葡萄の木」と言う名前も良いですよね。
記憶に残る1本だと思います。

  

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