No.55 Daniel Moine Hudelot Grand Cru Musigny 1995

(ダニエル・モワンヌ・ユドロ グラン・クリュ ミュジニー 1995)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Domaine Daniel Moine Hudelot (ドメーヌ・ダニエル・モワンヌ・ユドロ)

Nation, Area (国、地域) : France Bourgogne (フランス ブルゴーニュ)

Kind of Grape (葡萄品種) : Pinot Noir 100% (ピノ・ノワール100%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 8.4 (A)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 30,000 yen ~ 40,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 31,500 yen

Purchased Shop (購入店) : Wine Shop (Alcoholic Armadillo)

Purchased Date (購入日) : 2013/9/21

Drinked Month (飲んだ月) : 2013/9

 

Comments (コメント)

ブルゴーニュではボーヌ・ロマネやジュヴレ・シャンベルタンに並ぶ知名度を誇るシャンボール・ミュジニー。
このワインの造り手であるダニエル・モワンヌ・ユドロ氏は、シャンボール・ミュジニー村の村長も務めたことのある由緒あるドメーヌです。
そのシャンボール・ミュジニー村の中でも、ボンヌ・マールに並ぶもう一つの素晴らしいグランクリュがこのミュジニー。

男性的と言われるボンヌ・マールに比べ、女性的と言われるミュジニーですが、ピノ・ノワール自体が綺麗で繊細な酸とチャーミングな果実味を特徴としているため、ミュジニーというクリマとの相性が良い品種だと思います。

液面はやや濁った暗いバーガンディで、エッジは橙と言うよりは茜色のように見えます。
同氏のボンヌ・マールに比べると液面はややダークなイメージで、なおかつボンヌ・マールは透明度が高かったのと対照的にこちらはやや混濁としており、クリマの印象から連想する色調とは一線を画しています。
また、ミュジニーの土壌を考えると、石灰岩が主で粘土質が少ないため葡萄の色付きが悪く色は薄くなり易いはずですが、このミュジニーは色が深い点も興味深いですね。
この辺りはワインの面白いところです。

グラスから感じられるアロマは、ラズベリー、ブルーベリー、イチゴ、チェリーなど黒と赤の果実の要素が混ざり合い、そこに硬水を思わせるような豊富なミネラル分も感じます。
ミュジニーの地質は上記のとおり炭酸カルシウムを主とした石灰岩の土壌なので、このテロワールの特徴がよく出ているのでしょう。

アタックは上品で、白い絹の羽衣が口の中をさらさらと流れているようでしたが、販売店での保管状態が良くなかったのでしょうか、若干のコンディション不良が感じられました。
しっかりとしたミネラル感と繊細な酸、渋みの全体的なバランスは未だ比較的高い水準に留まっていましたが、ややこの酸の質が少し落ちているかな~という印象。(綺麗で伸びやかな酸と、ところどころ錆びが付いているような酸の違いとでも言いましょうか、こちらは後者でした。繊細な雰囲気は残っているのですが、ところどころチクチクと棘がある印象を受けます)

95年は飲み頃でもありますので、もう少し状態が良ければこのワインの本当の偉大さを感じられたのだろうと思うと、やや残念ですし消化不良の感が残ります。
う~ん、勿体ない。
それでもそこら辺のワインに比べればまだまだ全然美味しいとは思うのですが、物が物なのでやはり残念ではありますね。
モワンヌ・ユドロ氏が造るトップコンディションのミュジニーなら、ボンヌ・マールと並ぶかもしかしたら超える可能性もありますので・・・

  

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