No.83 Lachini Vinyards Pinot Noir 2009

(ラッキーニ・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール 2009)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Lachini Family Estate (ラッキーニ・ファミリー・エステート)

Nation, Area (国、地域) : USA Oregon (アメリカ合衆国 オレゴン州)

Kind of Grape (葡萄品種) : Pinot Noir 100% (ピノ・ノワール100%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 8.0 (A)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 7,000 yen ~ 8,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 7,106 yen

Purchased Shop (購入店) : Wine Shop (YNSトウキョー)

Purchased Date (購入日) : 2014/4/29

Drinked Month (飲んだ月) : 2014/9

 

Comments (コメント)

アメリカのピノ・ノワールと言えばオレゴンが真っ先に浮かぶと思いますが、そこまでご存じの方ならば、ラッキーニの名前を聞いたことがあるかもしれません。
有名レストランでも仕入れられ、一般流通は少ないと言われている比較的高価な部類に入る銘柄のワインです。
ピノ・ノワールと言えばフランスのブルゴーニュでしたが、最近はここアメリカのオレゴンのピノ・ノワールの品質も日増しに向上してきており、益々高値になっていっているようです。

かなり丁寧にろ過を行っているのでしょうか、液面は透明度の高いバーガンディ色をしています。
色調は非常に淡く、エッジもやや朱色掛かった透明に近い美しい色合いです。

グラスから立ち昇るアロマは、赤い果実のチャーミングな酸の中に強いアルコール分を感じさせ、樽のブーケもはっきりと感じられます。
全体的に輪郭がはっきりとしていて、要素が各々の判別し易い香りです。
インパクトがありますね。
更にリースリングを思わせる豊富なミネラルを感じる一面もありました。
この点はブルゴーニュのピノ・ノワールでは感じなかった要素です。(ブルゴーニュの方のミネラル感は、枯れ土や枯れ葉、苔に近いニュアンスで感じることが自分は多いです)

アタックはかなり強烈で、芳醇で活き活きとした弾けんばかりの酸と、割合とさらさらとしていて丸みを帯びたタンニンが、力強い骨格と味わい深い飲み口、美しい余韻を作り出します。
酸とタンニンのバランスはかなり高い水準で纏まっていると思います。
強めのインパクトが前面に出ていて分かり易く、例えるならモンジャール・ミニュレを更に若く活発にした雰囲気でしょうか。(ミニュレにも色々ありますが、ボーヌ・ロマネの村名ワイン辺りをイメージしていただければ)
ミニュレが20代ならばこちらは10代と言うような。(笑)

ラッキーニのピノ・ノワールは、ブルゴーニュ以外で非常に美味しいと感じた初めてのピノ・ノワールかもしれません。
ただ、インパクトが強めな分奥深さには欠けるので、クラシカルなブルゴーニュ好きの方にはあまり向かないかもしれません。
自分はクラシカルなブルゴーニュも現代的なブルゴーニュ(樽香や飲んだ時のインパクトが強めで、比較的分かり易い雰囲気のワイン。ジャン・ラフェで言えばノースバークレー向けのキュヴェが現代的な造りだと思います)も好きなので、こちらも美味しくいただきました。

  

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