No.87 Domaine Camus Pere & Fils Grand Cru Mazoyeres Chambertin 2002

(ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス グラン・クリュ マゾワイエール・シャンベルタン 2002)

 

Information (情報)

Winemaker (作り手) : Domaine Camus Pere & Fils (ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス)

Nation, Area (国、地域) : France Bourgogne (フランス ブルゴーニュ)

Kind of Grape (葡萄品種) : Pinot Noir 100% (ピノ・ノワール100%)

w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 9.0 (S)

General Retail Price (標準的な販売価格) : 7,000 yen ~ 8,000 yen

Purchased Price (購入価格) : 7,538 yen

Purchased Shop (購入店) : Wine Shop (YNSトウキョー)

Purchased Date (購入日) : 2014/8/3

Drinked Month (飲んだ月) : 2015/1

 

Comments (コメント)

ブルゴーニュ通の中ではよく知られた著名な生産者の一人、カミュ氏の造り出すワイン。
有名なワイン評論家、ロバート・パーカーJr.氏との関係から市場では価格の面であまり高く評価されていないようです。
ですが、彼の産み出すワインは実直でテロワールの個性を忠実に表現しており、現代的なブルゴーニュのような派手さはありませんが、愛好家の中では評価が高く、優れた生産者の一人として知られています。
何を隠そう私もこのドメーヌのワインはクラシカルで大好きなテイストの部類に入ります。

液面は透明度の高いやや薄めのバーガンディで、美しく淡い朱色(少しオレンジ色に染まりつつある)のエッジが印象的です。
ヴィンテージが2002年なので、長期熟成に入りつつある段階というところでしょう。
エッジの色からもそれが感じられますね。

アロマはキイチゴのような酸味を伴い、ブラックベリー、プラムなどの黒い果実の芳醇な甘みも感じられます。
そこに苔、枯れ葉、濡れた土のニュアンスが混じり複雑さが増してきて良い感じの仕上がり具合になってきていますね。
もうこの時点でウキウキしてきます。(笑)

濃縮された果実味がトップに現れるアタックは、穏やかで優しい甘みと艶やかな酸を感じ、ややタニックな一面が後から顔を覗かせます。
ジュヴレらしく、このピノ・ノワールでもしっかりと効いたタンニンがこのワインの飲み口にアクセントを効かせていますが、グランクリュのシャンベルタンやシャンベルタン・クロ・ド・ベーズなど力強さが際立った畑と比較すると、ジュヴレの中でも女性的ではあるのではないかと思います。
舌触りが絹のように滑らかで気品がある点や、柔らかでやや丸みを帯びた輪郭、芯は通っているもののしなやかで比較的細身な骨格を感じる点も、この印象に一役買っているのではないかと考えます。

文句無しに素晴らしい1本だと思います。
個人的には同氏のシャンベルタンよりも高次元で傑出したバランスを保っていて、優れていると感じました。(ヴィンテージによる可能性もあると思います。何と言ってもこちらは屈指の良ヴィンテージである2002年なので。)

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