トップランナーの練習用シューズとしても人気!NIKEのペガサスターボをレビューします

ランニング愛好家の皆さん、こんばんは。
フォトファンタジスタ×シティランナーのw.aokiです。

今日は、ヴェイパーフライやアルファフライなどを愛用するトップランナーを始め、多くのスピードランナーの練習用シューズとして人気のあるNIKEのペガサスターボについて、お話したいと思います。
僕も日々の練習では、このペガサスターボシリーズの2代目にあたるペガサスターボ2を履いて取組んでいます。
既に2足を履き潰し、今使用しているのは3足目。
その3足目も累計走行距離は600kmを超えました。

まず最初にペガサスターボの簡単にご紹介した後、2021年2月現在の現行モデルであるペガサスターボ2をレビュー、最後に約600km走ったペガサスターボ2の状態を写真とともに紹介しますので、お付き合いいただければ幸いです。

  

1. ペガサスターボとは

ペガサスターボとは、2018年に登場したNIKEのランニング用シューズで、ヴェイパーフライの流れを汲んで開発されました。
1983年に登場したNIKEのトレーニング向けランニングシューズ、ペガサスシリーズは2020年には37代目を迎えましたが、このペガサスをベースにヴェイパーフライの技術を一部当て嵌めて開発されたランニングシューズです。
ヴァイパーフライとペガサスの中間にあたる特徴を持っていることから、ヴァイパーフライや後継のアルファフライを愛用するトップランナーには、練習用シューズとして人気があります。
市民ランナーでも練習用や練習とレース兼用シューズとして愛用している方や、練習用でペガサス、レース用でペガサスターボと愛用している方もいらっしゃることでしょう。
なお、ペガサスターボも2代目にあたるペガサスターボ2が既に発売されていて、僕もロードレースはヴェイパーフライ、練習はいつもこのペガサスターボ2にお世話になっています。

通常のペガサスシリーズとペガサスターボシリーズの1番の違いは、ミッドソールになります。
ペガサスシリーズに搭載されているミッドソールは、クッション性に優れたクシュロンフォームとフルレングスのズームエアーですが、シューズの構造そのものは通常のトレーニングシューズとなっています。
その一方でペガサスターボシリーズに搭載されているミッドソールは、反発性に優れたZoom Xフォームとなっており、これはヴェイパーフライにも採用されているものです。
ヴェイパーフライはこのズームXフォームに加えてカーボンプレートが搭載されていますが、ペガサスターボにはカーボンプレートは搭載されていません
このカーボンプレートは耐久性が低いため、ヴェイパーフライの寿命は約300kmと言われているのに対し、使用状況にもよりますがペガサスターボの寿命は約600~800kmと言われており、長持ちするので頻繁に使用するトレーニング用としてもピッタリです。

では、ここからは僕が持っているペガサスターボ2の写真を交えながら、実際に使用した感想をお伝えしたいと思います。

  

2. 最新モデル・ペガサスターボ2 の紹介

この記事書いている2021年2月現在、ペガサスターボシリーズの最新作はペガサスターボ2になります。
まずはこのペガサスターボ2の外観を見ていきましょう。
  


最初は箱の写真から。
NIKEのロゴが入ったオレンジ色の箱に入って届きます。
側面のラベルを拡大すると以下のようなイメージ。
僕は普段のシューズサイズは26.5cm~27.0cmですが、こちらは27.0cm。
気持ち0.5cm程大きめのサイズがお薦めだと思います。
  


選択したカラーはブラック系のカラーです。
早速取り出してみましょう。

 


箱の上に乗せて1枚撮ってみました。
アッパーはかなり薄い感じの素材で、1足で重さは約230g。
履いてみても非常に軽く、通気性もとても良いです。
ただ、その分雨は当然ジャブジャブに浸入しますので、その辺りは注意が必要です。
  


横からも1枚。
Zoom Xフォームが搭載されていることが視覚的にも分かります。
ソールの形状はヴェイパーフライとほぼ同じでテールの部分も外側に張り出していて迫力がありますね。
アッパーに印刷されているNIKEのロゴは、外側は目立つようにミッドソールに一部掛かる程大きく、内側は小さめになっています。
 


アウトソールのデザインは先代と同じ五角形が並んでいます。
通常のペガサスシリーズとの違いの1つでもあります。
ペガサスシリーズのアウトソールは足の裏全体で効果的にグリップできるようなデザインになっているのに対し、ペガサスターボはフォアフット走法を意識するように、前の方のグリップを重視していると思わせる造りになっているように感じます。
レース向けにヴェイパーフライを使用することを考えているランナーの練習用シューズとして最適な選択肢の1つと言えるでしょう。
 


アッパー部分を拡大。
素材は透けるような薄さで、通気性に関する問題点を指摘しているユーザーが多かった前モデルに比べて改善が図られていました。
 


ミッドソール内側下部の部分を拡大。
Engineered to the exact specifications of world-class runners. とあります。
日本語に訳すと、世界クラスのランナーが求める正確な仕様に合致するよう設計されています。といった意味合いです。
 

3. ペガサスターボ2を実際に使用してみた感想

最初に、感想を要約すると以下のイメージです。

①確かにとても軽くて通気性は良い。

②薄底シューズに比べて、脚への負担が劇的に改善

③フォアフット走法や、ストライド走法との親和性が高い


では、上記の点について解説していきます。

僕はペガサスターボ2を2020年の3月頃4ら使用し始め、気に入ったのでそれからずっと練習はペガサスターボ2なのですが、まず軽いです。
以前はアディダスの薄底シューズを使用していました。
これが結構前の薄底シューズだったからという点もあるかもしれませんが、この薄底シューズよりも軽かったです。
まずはそこに驚きました。

2番目に、薄底シューズに比べて脚への負担が軽くなりました
この点は、自分を含め週に何度も頻繁に練習をするランナーにはかなり重要なポイントです。
ミッドソールのクッション性が高いため一歩一歩で脚に掛かる負担が違ってきますので、距離が増えれば増える程この差は大きくなります。
例えば10km練習した場合はかなりのダメージの違いとなって帰ってきます。
特に膝へのダメージが相当軽くなりました
実はペガサスターボ2に履き替えてから、10km走っても15km走っても、膝が痛くなったことは1度もありません
これは薄底シューズに比べるとかなり大きな利点だと感じます。

3番目に、走り方との相性についてです。
これはやはりフォアフット走法が向いているシューズだと思います。
このフォアフット走法とは、脚の前側で接地して、その反発する力をバネにして文字通り跳ねるように前に進む走法で、フォアフットストライク走法とも言われています。
一般的にフォアフットストライクはストライド走法(厳密に言えばストライドの大きさを重視する走法)、脚の後方で接地して走るヒールストライク走法はピッチ走法(厳密にはピッチ(脚の回転数)の多さを重視する走法)と親和性が高いと言われていますが、反発性が高い点、アウトソールのデザインが前側のグリップの利き易さを重視していると見られる点というシューズの特性を考えると、フォアフット走法・ストライド走法のランナーが向いていると言えるでしょう。
自分の場合もフォアフットストライクかつストライド重視なので、このシューズはピッタリ嵌りました。

余談としてタイムについてです。
これは練習を重ねているうちに段々と速くなってくるということもあるかもしれませんが、よく走っていた11.8kmの練習コースの2020年3月のペース走平均ペースは1kmあたり4分10秒台後半~4分20秒台前半でしたが、2020年4月は4分10秒台前半~後半になっていました。
薄底シューズと比較すると、感覚的には平均すると1kmあたり5秒程速くなっている感じです。
ただ、これは以前自分が履いていた薄底シューズが古いモデルになる点、自分の走法がこのシューズとの親和性が高い点など、ペガサスターボに有利となる条件が多いため、あくまで参考程度の結果だと思います。

ただ、ヴェイパーフライとペガサスターボだと、正直この薄底シューズとペガサスターボ程の差は感じませんでしたが(おおよそ1kmあたり2,3秒くらい)、ペガサスターボと薄底ランニングシューズとの差は大きいと感じました。(最近の薄底シューズのことは分かりませんので、あくまで自分が以前使用していた薄底ランニングシューズとの差です)

最後に、約600km程走ったペガサスターボ2が手元にありますので、600km走ったらどんな風になるのかの一例をご紹介したいと思います。


まずは上からのイメージ。
これはあまり変わらないですね。(笑)


しかし裏返してみると・・・
 


このとおり、フロント部分(特にブラックの部分)の五角形が消え掛かっています。(笑)
随分と走って汚れているのでお見苦しいですが、拡大していきましょう。
まずは右足の上の方からです。

自分はフォアフットストライク走法なので、脚の前の方で接地して走ります。
故に必然的にこの脚の前側の重心にあたる部分(足の裏前方の一番盛り上がっている部分)が接地するため、この辺りの五角形がほぼ消滅しています。
ブラックの部分は削れて無くなっている部分もありますね。
また、爪先部分も削れてしまっている部分があります。
 


ですが、まぁまだ正直走れるかなという消耗具合です。
雨の日はグリップがあまり効かなくなっているので使い難いかもしれませんが、700km位迄はいけるでしょう。

こちらは右足の後ろの方。
後ろの方は接地することが少ないですし、接地したとしても僅かなので五角形は健在です。
画像で言うと右(走っている時は左)の方が削れていますが、これは上りの時に接地するためやや削れています。
よく練習するコースは割と上り下りが多いので、上りの際は右足で言うと前方左に重心を掛けて接地しますが、それを支えるように右後方も軽く接地しますので、その積み重ねだと思います。
 


次に左足です。
僕は走る際に右足の方に若干重心が傾いているため、右同様ブラックの部分の五角形は部分的にほぼ消滅して爪先部分も削れてはいますが、左足の方が消耗具合が若干マシになっています。
 


下の画像は後方です。
後方は右側とほぼ同じ感じですね。
 

 
左足を見ても、消耗具合から見てまだまだ練習用として使用できそうだなと感じました。

以上が、ペガサスターボ2の実際に使用したレビューとなります。
こちらの写真のペガサスターボ2は3代目だったかと思いますが、800kmも使った人が居るという話もまんざらでもないと思います。
僕も最近はペース走で約12~17km程度を3分30秒台~50秒台で走りますが、そのペースで週3~4回・計約600km走ってもまだ十分使用に耐えるので、実際に自分の感覚でも700~800kmは使用できるのではないかと思います
そう考えると、1足19,800円は決して高い買い物ではないのかなとも感じました。
特にフォアフットストライクで走るランナーの練習用シューズとして最適解の1つだと思いますし、良い相棒になってくれるでしょう。

この記事を執筆している2021年2月現在では、NIKEのオフィシャルサイトではもう人気のサイズは無くなってしまっていますが、その他の大手通販サイトなどではまだ在庫も残っているようですので、気になっている方は是非実際に履いてみられることをお薦めします。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

  

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