(高畠ゾディアーク ピノ・ノワール 2017)

Information (情報)
Winemaker (作り手) : Takahata Wine (高畠ワイン株式会社)
Nation, Area (国、地域) : Japan Yamagata (日本 山形県)
Kind of Grape (葡萄品種) : Pinot Noir 100% (ピノ・ノワール100%)
w.aoki’s Rating (w.aokiのレーティング) : 7.7 (B+)
General Retail Price (標準的な販売価格) : 4,000 yen ~ 5,000 yen
Purchased Price (購入価格) : 4,000 yen
Purchased Shop (購入店) : Takahata Winery (高畠ワイナリー)
Purchased Date (購入日) : 2020/5/29
Drinked Month (飲んだ月) : 2021/3
Comments (コメント)
高畠ワインと言えば高畠バリックメルローが有名ですが、自社農園のピノ・ノワールを使ったワインもリリースしています。
このゾディアーク ピノ・ノワールシリーズがそれにあたります。
こちらは2017年ヴィンテージです。
液面は、ルビーとガーネットの中間に近いですが、ややガーネット寄りの印象。
2016年までのヴィンテージと比較すると、液面が濃くなっている印象を受けますが、透明度は変わらず高めです。
ストロベリーやレッドチェリーを思わせる赤い果実のチャーミングな甘いアロマに、比較的しっかりした輪郭の樽のブーケが混じります。
中々に美しい芳香ですね。
2016年までのヴィンテージと比較すると、結構強めに仕上がっていると思いますが、エレガントで存在感のある香りと言ったところで、良い意味で主張を感じるアロマとなっています。
アタックはしっかりとした果実の甘味が特徴的で、そこに穏やかで優しい酸が適度なアクセントを添えています。
以前のヴィンテージと比較するとこの果実味が充実している印象を受け、2017年は葡萄の出来が良かったのではないかと想像しますね。
タンニンは丸く柔らかですが、元々控えめと言うか少なめです。
このため軽やかな飲み口となり、さらに余韻もキリッとしているため飲み易く、スイスイとグラスが進んでいってしまいます。
2016年以前と比べて、このヴィンテージから何かが変わったのか、バランスが良くなって美味しくなっている感じがしました。
過去に飲んだ高畠ゾディアーク ピノ・ノワールの中でも、このヴィンテージが1番美味しかったと思います。
それだけに、2018年ヴィンテージも楽しみになりますね。
美味しかったです。